「がんノート」をご存知ですか?
NPO法人「がんノート」代表理事の岸田徹さんが、毎回ゲストにインタビューするインターネット生放送の番組です。「がん経験者のがん経験者によるがん経験者のための」番組と、ホームページにはあります。リンカーンみたいですね。 8月20日には、現役世代の3人のゲストを招いて、「ジャパンキャンサーフォーラム2017」の会場から生中継しました。それぞれに困難な状況を抱えながらも、お笑いネタを交えつつ、ゆるやかに前向きなトークが続きました。 岸田さんは8月で30歳になったばかりです。25歳のときに「胎児性がん」という珍しいがんとわかりました。5年生存率は五分五分。「人生詰んだな」と思ったそうです。当時はネット広告会社の社員で、会社の理解もあり1年半後には仕事にも復帰できたとのことです。その後性機能での後遺症を抱えつつ、昨年同じサバイバーの女性と結婚しています。 そんな岸田さんが、「がんノート」を立ち上げたのはなぜなのか? 日本対がん協会会長の垣添忠生が本音に迫りました。6分半ほどに凝縮した映像をどうぞご覧ください。 撮影協力:EAファーマ株式会社様 *9月13日(水)には岸田さんを招いた第1回がんサバイバーカフェも開催します。 http://cancersurvivorcafe01.peatix.com/【岸田徹】(きしだ・とおる)=1987年、大阪府生まれ。大学時代は世界一周をしながら各国で働く日本人を訪ねて回った。2012年、「胎児性がん」と告知される。1年半の療養を経て復帰するも、約半年後に再度体調を崩し、退職。現在は、がん専門病院で広報関係の仕事に携わっている。2014年には「がんノート」を立ち上げ、社会起業家としても活躍している。
http://gannote.com/