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4月13日 すぐには退職しないように

掲載日:2018年4月16日 18時36分

垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 4月13日


 今日は、ウォーク第4回の最終日です。
 新潟県立がんセンター新潟病院を訪問しました。

 12日に泊まったワイナリーから海岸沿いを約20キロの道のり。風が強く、砂が顔に当たって痛いほどでした。途中の青山海浜公園でリレー・フォー・ライフ・ジャパンにいがたの方と合流しました。若いころに奥様を脳腫瘍で亡くした方で、長岡の大花火大会のすばらしさなどを伺いながら歩きました。

 佐藤信昭院長はじめ病院のスタッフ、地元の医師会の幹部、リレー・フォー・ライフ・ジャパンにいがた、日本対がん協会新潟県支部(公益財団法人「新潟県健康づくり財団」)などのみなさんが、横断幕で迎えてくれました。

 新潟県立がんセンターは、「レインボープラザ」という名前の相談支援センターを備えていて、佐藤院長によると、年間1万件を超える相談を受けているそうです。最近は就労の相談も目立ち、「すぐには退職しないように」とアドバイスしているそうです。有用な助言だと思います。

 この日は、佐渡の建設会社「近藤組」の近藤光雄社長(写真右)もいらっしゃいました。今回のウォークでもお世話になっている、「医療法人秀和会 秀和総合病院」理事長の坂本徹さん(東京医科歯科大付属病院の元院長)のご紹介です。73歳で、とても元気。

 近藤組は創業約120年。前半の60年は三菱の金山で掘り出された金鉱石を佐渡島の大間港まで運ぶ仕事をしていました。金鉱石は瀬戸内海の直島まで運ばれ、精錬されていました。1953年から建設業に転じたそうです。

 近藤さんは、「にいがた観光大使」「佐渡国際親善大使」の両方に任命されています。私の活動を理解してくださり、信濃川にかかる萬代橋のたもとに立つ新潟日報社の社屋1階に、募金箱と「がんサバイバー・クラブ」のパンフレットを置いてもらえるように依頼してくださいました。近藤さんご自身からもご寄付をいただきました。新潟日報の役員の方にもお目にかかれました。

 また、JR東日本の新潟駅では、駅ビルなどを運営している株式会社「トッキー」(JR東日本の100%出資)の古川岳史社長らもご紹介いただきました。新潟駅はちょうど、在来線を新幹線と同じホームに上げる工事が終わったばかり。古川社長には新幹線のホームまで送っていただきました。

 さまざまな方が、ウォークを、そしてサバイバー支援の活動を応援してくださいます。ありがとうございます。こうした暖かい支援の輪の広がりが、がんサバイバーを孤立させない社会の構築につながっていくのでしょう。

 都内の自宅に戻ったら、妻が大切にし、私が後を守ってきた牡丹が立派な花を咲かせていました。
 次回は4月24日から。連休前なので、さらっと新潟から群馬へと向かいます。
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