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【開催報告】「私たちも一緒に作る、がん最新治療 未来のがん治療のこと、みんなで考えよう~臨床試験を身近に~」

掲載日:2023年2月9日 14時48分

 2022年12月10日(土)に開催した、公益財団法人日本対がん協会と日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)共催の公開講座では、多くの方にご参加頂き誠にありがとうございました。

 当日は生LIVE配信。登壇する講師の皆さまには、配信会場の国立がん研究センターにお集まりいただき、感染対策を十分に行った会議室にてZoomウェビナーにて配信を行いました。

そんな配信風景と、終了後のアンケート結果を以下にまとめました。


【イベント開始まで】

視聴者のみなさまに無事に情報をお届けできるよう、機材準備や動作確認を入念に行います。


登壇者をはじめ、関係者全員で事前打ち合わせを行い、段取りを確認します。


リハーサルが始まりました。皆さん真剣に最終確認を行います。


【オンライン配信中】

生LIVE配信が始まりました。演者もスタッフも一丸となって取り組んでいます。


皆さまから寄せられた事前質問やオンラインチャット質問にもすべて目を通し、できる限りお答えしました。


各講演が終わる度に会場から拍手が沸き上がります。登壇者が入れ替わる都度、フロアスタッフはマイク等の消毒を行いました。


【イベント終了後】

長いようで短い2時間でした。最後に、ご登壇された皆さまとJCOGスタッフ、日本対がん協会スタッフです。みなさまのお力添えで公開講座を無事に終えることができました。


難しく思われがちな「臨床試験」や「治験」について身近に感じて理解を深めていただきたい、そして、PPI(患者市民参画)を通して私たち自身がつくっていく「未来のがん治療のこと」を一緒に考えてほしい、そんな願いを込めた公開講座でしたが、いかがでしたでしょうか。下記アンケート結果も是非ご一読ください。


プログラムや登壇者プロフィールの確認、スライドデータのダウンロードは、イベント詳細ページより可能です

申込み・参加された方の状況

【申込者数】1,336名(オンラインでの申込者数)
【当日参加者数】924名(延べ)
【申込者のお立場】(複数回答)
がん患者 569名 33%
一般の方 336名 19%
がん患者のご家族・パートナー 329名 19%
がん患者の友人・知人 110名 6%
その他 106名 6%
医療機関スタッフ 68名 4%
看護師 67名 4%
製薬・ヘルスケア関連会社 52名 3%
薬剤師 37名 2%
医師(臨床・研究) 20名 1%
マスコミメディア 10名 1%
医療機関事務職員 1名 0%
【参加者のお立場】(複数回答)
がん患者 276名 32%
一般の方 176名 20%
がん患者のご家族・パートナー 154名 18%
がん患者の友人・知人 59名 6%
医療機関スタッフ 68名 4%
その他 106名 7%
医療機関スタッフ 34名 4%
薬剤師 37名 4%
看護師 28名 3%
製薬・ヘルスケア関連会社 25名 3%
行政・教育関係者 15名 2%
医師(臨床・研究) 10名 0%
マスコミメディア 4名 0%

参加者アンケートまとめ


問:本セミナーに参加して「臨床試験」についての理解は深まりましたか?

とても理解が深まった 24.03%
理解が深まった 70.99%
どちらとも言えない 4.97%
<寄せられたご意見を一部紹介いたします>
・お試し、犠牲のイメージがあったが、払しょくされた。
・現場の先生方の話が詳しく聞けて良く理解できました。
・標準治療ではないことは分かっていたが、もっと有効的であればそれが標準治療になっていくという、常にこうやって医学が進歩していることがよくわかった。
・標準治療の意味がよく分かりました。主治医から「標準治療ですから」と言われた時、さらに良い治療法があるのではないかと、疑心暗鬼になりました。標準治療が出来るということは有難いことだと認識できました。
・治験は特別な人だけが受けられるものと思っていたが、自分にも可能性があるとわかった。
・臨床試験というのが複雑な構造をなしているのがわかり、少なくともそんなに簡単には参加出来ないことがよく分かった。
・がん治療の臨床試験は、他の疾患の臨床試験とは多いに違いがあり最善の治療と組合わせて行われている事が理解できた。
・治験のやり方、実施機関の見つけ方等よく分かりました。
・治験には目的があり、合意のもとに進められていつ事の大切さを理解できました。ありがとうございました。
・私には内容が専門的すぎた。

問:本セミナーに参加して「臨床試験」についてお持ちのイメージに変化はありましたか?

とても変わった 12.98%
変わった 45.86%
どちらとも言えない 24.59%
変わらなかった 14.64%
全く変わらなかった 1.93%
<寄せられたご意見を一部紹介いたします>
・標準治療をしながら治験するというのは初めて知りました。
・治療に薬メーカーができる範囲、医療機関ができる範囲がわかれていることは知っていましたが、申請までの詳しい流れが本セミナーでよくわかりました。
・現在、標準治療を行っていますが治験を紹介されれば利用したいです。
・標準治療よりも臨床試験の方が新しいという思いこみが、私の中にも存在していたので、よく理解できました。
・臨床試験なしには、がん治療の進歩はなかったのではと思いました。
・実験台というイメージは払拭された。
・治験は最先端医療で、一部の特別な人が受けるものと思っていた。
・これまで臨床試験について具体的なことを知らなかったので具体的に教えて頂きよかったです。
・以前より試験を受けようという気持ちになった。

問:本セミナーに参加して「患者参画」について、理解は深まりましたか?

とても理解が深まった 17.96%
理解が深まった 59.12%
どちらとも言えない 22.38%
理解が深まらなかった 0.55%
<寄せられたご意見を一部紹介いたします>
・患者・医療実施者共同で進める大切さがわかった。
・治療に薬メーカーができる範囲、医療機関ができる範囲がわかれていることは知っていましたが、申請までの詳しい流れが本セミナーでよくわかりました。
・患者市民参画に目を向けることが無かったので、参考となった。
・実際の癌患者が「臨床試験」を経験し、発信する事は、有意義だと思う。
・標準治療よりも臨床試験の方が新しいという思いこみが、私の中にも存在していたので、よく理解できました。
・患者参加型医療やインフォームドコンセントという概念が明確になった。
・臨床試験なしには、がん治療の進歩はなかったのではと思いました。
・基本的な、「標準治療」やプラセボとの比較など、なんとなく知っていた事が、ハッキリしました。
・患者参画について初めて知った。患者の意見も反映されることがあると思わなかった。
・医学の発展のためには患者参画が大きな役割を果たしていることが理解できた。

問:本セミナー全体の満足度はどの程度でしたか?

大変満足 17.96%
満足 66.30%
どちらとも言えない 6.35%
不満 0.28%
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