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【申込締切】がんアドボケートセミナー2024 ~日本のがんを取りまく問題に、がん患者・家族が深くかかわることができる社会をめざして~

掲載日:2024年7月11日 11時30分

概 要

  本セミナーは、「患者会を立ち上げて、患者・家族支援活動をしたい」「当事者の声を届けて、がん医療の現場を変えたい、社会を変えたい」「行政に政策提言をして、国のがん対策を推進したい」「ボランティアとして既存の各種活動のお手伝いをしてみたい」など、日本のがんを取りまく問題に何らかの形でかかわりたいと考える方が、がんに関する知識を体系的に学び、ご自身の次のアクションに繋がるヒントを見つけ活力を得られる場を目指します。
 がん患者支援活動に理解のある専門家による科学的根拠に基づくがん医療(EBM:Evidence-Based Medicine)の正しい知識の解説や、知っておくべき既存の支援制度、がん患者支援の現場で活躍する方々の体験談、そしてそれらの根本となる国のがん対策を学び、がんになっても ”希望と共に生きる”ことのできる社会について一緒に考えていきましょう。


【日時】

2024年10月13日(日)9:30~17:00


【場所】

国立がん研究センター 築地キャンパス 研究棟 (※アクセスは こちら


【参加費】

無料(※会場までの交通費・当日の昼食費等は各自ご負担ください)


【定員】

40名 (※選考あり)


【事前視聴プログラム】

1.「大人のがん講座」(動画URL:https://www.jsco.or.jp/cancerseminar/)(15分)
  出典・協力:一般社団法人日本癌治療学会

2.「科学的根拠に基づく医療(EBM)とメディカルリテラシー」(約40分)
佐々木治一郎 先生 北里大学医学部附属新世紀医療開発センター 教授

3.「患者から『健康食品を使ってみたい』と相談されたら、どう対応すればよいのか?」(約40分)
大野智 先生 島根大学医学部附属病院 臨床研究センター 教授 

4.「サイコオンコロジー(精神腫瘍学)とは?」(約40分)
明智龍男 先生 名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 教授

※2~4の動画URLは選考を通過された方へ別途ご案内いたします。


【当日プログラム】

1. 開会のご挨拶
垣添忠生 公益財団法人日本対がん協会 会長

2. アイスブレイク「事前動画振り返り~情報の取り扱いについて~」(30分)
佐々木治一郎 先生 北里大学医学部附属新世紀医療開発センター 教授

3.「緩和ケアと支持医療のこれまでとこれから」(45分)
渡邊清高 先生 帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科 教授

4.「患者支援のさまざまな資源 ~がん相談窓口の活用ついて~」(45分) 
北見知美 公益財団法人日本対がん協会 相談支援室 マネジャー

5. ランチョン「わたしたちにできること」
吉田久美 さん 国家公務員共済組合連合会平塚共済病院 ピアサポーター
大友明子 さん 乳がん患者支援団体 メンタル・スパ 代表、認定心理士

6.「医療研究開発における患者・市民参画(PPI):AMEDにおける「社会共創」推進に向けて」(45分)>
勝井恵子 さん 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

7.「日本のがん対策とアドボカシー ~がん対策を知り、私たちができるがん対策を考える~」(60分)
丹藤昌治 さん 岐阜県 健康福祉部長
天野慎介 さん 一般社団法人全国がん患者団体連合会 理事長

8.「わたしたちができること」立場を越えてともに考えるグループディスカッション(90分)
協力:一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス

9. 総括

10. 閉会のご挨拶
石田一郎 公益財団法人日本対がん協会 常務理事
※講演タイトルは仮です。プログラムおよび講師は都合により変更になる場合があります。予めご了承ください。


【参加対象者】

がんを取りまくさまざまな問題の解決に向けて、何らかの取り組みをしたいと考えている人、現在取り組んでいる人。患者会の所属の有無は問いません。所属団体がある方は是非、活動の仲間とお誘いあわせの上お申し込みください(※複数名のお申込みの方が選考通過しやすいということはありません)。

【応募条件】

■ 事前課題動画を視聴し9月30日(月)までにアンケートに回答できる方(回答所要3~10分程)。

■ セミナー時間内に座位が可能な方 (スタッフによる当日の介助はございません)

■ 基本のパソコン操作ができる方。具体的には代表的な検索エンジンが使用でき、メールによるWord、PDFファイル等の添付、送受信が出来る方、オンライン会議ツール(Zoom)が利用できるリテラシーをお持ちの方。連絡は原則メールとなります。(個別のパソコン環境、動作環境に関するサポートは行いません。)

■ 特定の治療法、代替療法、健康食品等を推奨する団体または個人でないこと。

■ 特定の政治団体、宗教団体の勧誘・普及を参加目的とした団体または個人でないこと(当日、および本セミナーで得た関係を使った勧誘・普及活動は禁止です)。

※その他:SNSハンドルネームでのお申し込みはご遠慮いただいております。

※上記【参加対象者】および【応募条件】にあてまはまる方であれば、がん経験者本人や患者家族に限らず、どなたでもお申込みいただくことが可能です。過去には医療従事者、がん経験者の友人、学生、教育関係者等のご参加もありました。

【申し込み締め切り】

2024年8月26日(月)


【結果通知】

2024年 9月4日(木)頃


【アドボケート助成制度について】

セミナーを受講し修了した方は、日本対がん協会の2025年度「がんアドボケート活動助成事業」へのご応募が可能です。助成制度の詳細はセミナー受講者へご案内いたします。

※昨年は下記のような活動につながりました。
https://www.gsclub.jp/tips/21861


【主催】

公益財団法人日本対がん協会


【後援】

一般社団法人日本癌治療学会、一般社団法人全国がん患者団体連合会


【お申し込み】

上述に同意いただいた場合のみ、下記よりお申し込みください。


お申し込みはこちらから


【本件お問い合わせ先】

公益財団法人日本対がん協会
がんサバイバー・クラブ
お問い合わせフォーム


Q&A

Q.1:どんな人が参加していますか?
A:がん経験者が最も多く、次にご家族が多い傾向です。医療関係者、学生さん等、様々な背景の方からお申し込みをいただきます。

Q.2:がん患者支援活動にかかわっている人だけが参加するセミナーですか?
A:いいえ、活動の有無は問いません。既に何らかの活動をしてたり患者会に所属している方は、最新情報を得ることや登壇講師・志を同じくした仲間との交流を目的にご参加している傾向です。「自分の経験を活かして何か活動したいと考え始めたため」というがん経験者・家族の当事者や、「定年後の社会貢献を考えている」という方も、過去にいらっしゃいます。

Q.3:セミナー参加後、必ず何らかの活動をしないといけませんか?
A:いいえ、必須ではありません。セミナー受講時の学びや交流をきっかけに、ボランティアやサポーターとしての一歩を踏み出したり、数年先の活動スタートにつながった例は過去にあります。

Q.4:がん治療中です。参加しても大丈夫ですか。
A:セミナー受講中に座位が可能か等、ご体調をみながらお申込みください。事前に確認したいこと、ご不安なことがありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

Q.5:受講したら助成金に申請ができると知りました
A:はい、セミナーを受講し一定の学びを経た修了生は、日本対がん協会の2025年度助成事業に申請が可能です。対象事業、助成額、申請書類等の詳細は、セミナーにてご案内いたします。

アドボケートとは?

本セミナーでは、「日本のがんを取りまくさまざまな問題に対して、社会的な変化を求めるための行動をする人」という意味で使用しています。 医療現場での代弁者や、提言をする人という狭義の意に限らず、医療機関や地域での患者支援活動、正しい知識の啓発推進、がん教育、調査等に取り組む人、がん研究に参画する人等も広く含んで使用しています。


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