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クリコの「今日をささえる」レシピ/第9回 サケつみれ 石狩風

掲載日:2025年12月2日 10時00分

お食事に悩んだときも、ホッとできる“おいしい”を感じてもらえるレシピをご紹介します。作る人にもやさしい工夫を詰め込みました。ぜひお試しください。

サケつみれ 石狩風

寒い季節に体の芯から温めてくれる石狩鍋はご馳走ですね。
しっとりふわふわのサケつみれとバターのコクがお代わりしたくなる美味しさ。
とろみのある汁が飲み込みを助けてくれます。

【下準備】

サケすり身を作る。

【材料】出来上がり約120g

材料名 分量
1 生サケ(皮と骨を除く) 60g
2 はんぺん 25g
3 麩(粉)*ミルなどで粉砕しておく 5g
4 小さじ1
5 マヨネーズ 5g
6 オイスターソース 小さじ 1/3

【作り方】サケすり身

  1. はんぺんは3cm角に切り、沸騰したお湯で約2分ゆでる。キッチンペーパーに取り、冷めたら粗く刻む。生サケは粗く刻む。
  2. 1と酒、マヨネーズ、オイスターソースをフードプロセッサーに入れて粉砕する。粒がなくなったら、麩(粉)を入れてなめらかになるまで粉砕する。

サケつみれ 石狩風

【材料】2人分

材料名 分量
1 下準備で作ったサケすり身 約120g
2 しょうがのしぼり汁 小さじ1
3 じゃがいも 80g
4 大根 40g
5 人参 20g
6 だし汁 450cc
7 調味料
みそ 大さじ2
大さじ1
本みりん 大さじ1
8 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1・水小さじ1) 各小さじ1
9 無塩バター 10g
10 ネギのみじん切り、黒こしょう 適宜

【作り方】サケつみれ 石狩風

  1. サケすり身にしょうがのしぼり汁を混ぜる。
  2. じゃがいもはひとくち大に切り、大根と人参は厚さ1cmのいちょう切りまたは半月切りにする。鍋に野菜とだし汁を入れ、舌でつぶせる柔らかさになるまで加熱する。
  3. 2の火を弱め、1を大さじ1ずつすくい、静かに入れて加熱する。水分が足りなければだし汁(分量外)を足す。
  4. すり身に火が通ったら、あらかじめ混ぜておいた調味料を加える。水溶き片栗粉でとろみをつけ、無塩バターを混ぜる。
  5. 器に盛り、好みでネギのみじん切りをのせ、黒こしょうを振る。

【ポイント】

・サケすり身は、煮崩れしないよう静かに加熱する。
・飲み込みやすくするために、汁にとろみをつける。

クリコ 料理研究家・介護食アドバイザー
クリコ 料理研究家・介護食アドバイザー 本名は保森千枝(やすもりちえ) 自身の介護経験から、加熱しても固くならない手作りの肉・魚介素材を考案。柔らかく、見た目に食欲のわく肉・魚介料理のレシピを多数開発。野菜ピュレを活用した野菜料理は、主食からデザートまでレパートリも豊富。 食べる人だけでなく作る人も一緒に楽しめる、そんな家庭の食卓作りをモットーとしている。 【Webサイト】 「やわらかい・飲み込み安い クリコ流ふわふわ希望ごはん」 https://curiko-kaigo-gohan.com/ 【主な著書】 「希望のごはん」(日経 BP社) 「噛む力が弱った人のおいしい長生きごはん」(講談社)
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