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【イベント開催レポート】共催イベント「Working Cancer Survivor’s Day 2025」

掲載日:2026年2月5日 17時18分

 公益財団法人日本対がん協会は2025年11月、 “がんと就労”についての啓発イベント「Working Cancer Survivor’s Day 2025」をNPO法人日本キャリア開発協会と共催しました。

 日本では毎年約100万人が新たにがん患者になり、そのうち3人に1人は働く世代と言われています。このイベントは、2019年から毎年、勤労感謝の日(11月23日)にちなみ11月に開催しています。7回目となる今回は、「コミュニティアプローチから考える治療と仕事の両立支援」をテーマとし、11月19日は企業の経営者、人事・総務担当者等を対象に対面形式で、11月29日はがん患者や家族、支援者等を対象にオンライン形式で開催。両日とも講演とグループワークを行い、コミュニティ心理学の考え方を参考にして、よりよい両立支援のヒントを探りました。

日本対がん協会報でも開催レポートを掲載させていただいております。
第760号 日本対がん協会報(治療と仕事の両立支援イベント)を読む



【1日目】11月19日(水)開催

「~コミュニティアプローチから考える治療と仕事の両立支援~」



■対象:企業の人事、総務、経営者
■会場:国立がん研究センター 築地キャンパス 研究棟1F セミナールーム 対面式
■参加者数:35名(申込数:52名 / 参加率67%)
■プログラム

プログラム
13:30 オープニング
主催者挨拶
公益財団法人日本対がん協会 常務理事 石田 一郎
NPO法人日本キャリア開発協会 理事長 佐々木 好
14:30 第一部 課題の提起
【登壇者】
高橋浩:ユースキャリア研究所代表、NPO法人日本キャリア開発協会 理事
砂川未夏:キャンサー・キャリア代表、NPO法人日本キャリア開発協会 治療と仕事の両立支援 プロジェクトリーダー
15:30 第二部 取り組みへのヒントの持ち帰り
~コミュニティ心理学をもとに~
16:30 クロージング
公益財団法人日本対がん協会、NPO法人日本キャリア開発協会の取り組み紹介


■アンケート結果 ※N=23
1~3.イベント内容について、全体、第一部、第二部、すべてのプログラムが「満足」「大変満足」の回答をいただきました。

■参加者からの声

≪第一部≫ 回答一部抜粋
・個人では限界があるので、チー ムを組んで組織への働きかけをし、効果があったことがよく分かったため。

≪第二部≫ 回答一部抜粋
・取り組むべき事を整理して考える助けになりました。
・適合Fitとは、人と環境とか歩み寄ること、適応は人が環境に合わせていくこと、この違いを学ぶことができ、すごく納得感がありました。
・今回の講習会では、「金魚鉢」を例にしたご説明が非常に視覚的で分かりやすく、内容への理解を深めることができました。講習後の報告の際、上司から「市況領域における4側面介入」として、会社で現在どの程度のことが実現できているか、あるいは不足しているかをまとめてみるようアドバイスをいただきました。



【2日目】11月29日(土)開催


「~がんになった経験を社会に生かそう。自分のため、誰かのため~」



■対象:どなたでも可(実際の参加者:患者、患者家族、企業の人事、キャリアコンサルタント)
■会場:オンライン(ZOOM)
■参加者数:40名(申込数:58名 / 参加率68%)
■プログラム

プログラム
14:00 オープニング
14:10 プログラムスタート
・最初のお話し:主催者挨拶動画
・グループトーク:初めましてトーク
・11月19日(企業向け開催時の講演)の動画鑑賞
:「キャリアカウンセラーが必要とされる理由」「働くことの本質」
・グループトーク:感じたこと、考えたことの共有
15:20 休憩
15:30 プログラム再開
・個人ワーク:「つながりとは?」「連携とは?」について考える
・11月19日(企業向け開催時の講演)の動画鑑賞
:コミュニティ心理学の視点から捉える治療と仕事の両立支援における
「環境との相互作用」
・グループトーク:感じたこと、考えたことの共有
・全体共有
16:20 クロージング

■アンケート結果 ※N=30

≪全体≫ 回答一部抜粋
・働く人にとっては治療と仕事の両立は大きな課題であり、支援を受けられる環境があることは非常に心強い。今回はさまざまな立場の方々のお話が聞けてとても学びの多い時間となりました。
・私は、主治医から完治することは難しいので、癌と共存していく必要があるといわれています。これからの人生を悔いのないものにしていくために、仕事もプライベートも治療も自分で納得しながら両立させていきたいと考えています。今回のセミナーに参加できたことで新たなつながりができました。今後も積極的につながれる人・機関を探し、自分の人生と仕事、病気との戦いを両立させていきたいと思います。
・「治療と仕事の両立について語り合います」と書いてありましたが、実際、語り合うまではいかず、「動画を見て感想を伝え合う」止まりになってしまい残念だった。


【まとめ】
対面とオンラインで延べ2日間にわたって開催した本イベントでは、企業の人事や経理、キャリアカウンセラー、がん患者、患者家族など多くの方々にご参加いただき、企業側、患者側の声を聴くことができました。グループワークでは、参加者の皆さんがそれぞれの立場からさまざまな意見や想いを語っていただき、たくさんの気づきや発見をされていました。全体的に満足度も高く、高評価をいただくことができました。

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