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小野薬品工業
患者さん・一般向けがん情報サイト 「ONO ONCOLOGY(オノ オンコロジー)」 -がん患者さんの「働きたい」という想いに応えるコンテンツ紹介-

掲載日:2020年7月10日 15時42分

がんサバイバーのライター
福島恵美さん

 がんの治療と仕事を、うまく両立させて生活するには、どうすればよいのでしょう?

 フリーランスでライターをしている、私、福島恵美も40代でがんになり、治療と仕事をどのように続けていくかに悩み、模索しました。今回ご紹介するのは、がん患者さんの「働きたい」という想いに応えるためのコンテンツを掲載している、小野薬品工業の患者さん・一般向けがん情報サイト「ONO ONCOLOGY(オノ オンコロジー)」です。私自身も、このサイトに掲載されている記事の取材・ライティングに参加しています。

闘病中に知りたかった、治療と仕事の両立のさせ方

 私は2013年に悪性リンパ腫になりました。地方紙の記者を経て、フリーのライターになり、複数の取引先と仕事をし、順調に働いている最中のことです。抗がん剤治療のために入院が必要になり、一番困ったのが「仕事をどうしよう……」ということでした。

 取引先の方に「がんになった」と言えば、不健康なライターだと思われて、仕事の依頼が来なくなるかもしれない。でも、がんになったことを内緒にして、入院しながら取材・執筆するなんて、できるのだろうか。そもそも、働いているがん患者さんは、一体、どうやって仕事をしているの!?――

 当時は、そんな疑問を持ちながら治療をしました。同世代の知り合いでがんになった人はいませんでしたし、看護師さんに他のがん患者さんの仕事ぶりを聞いても、曖昧な返答でした。結局、3カ月間休業して抗がん剤治療に専念し、その後の放射線治療は通院で行い、仕事を徐々に再開していったのです。

 治療を終えてから、自分が一番知りたかった、がんの治療と仕事の両立について、健康・医療情報を伝えるウェブサイトで記事を書くようになりました。その記事をご覧になった「ONO ONCOLOGY」の制作担当の方から、ある日、ご連絡をいただきました。

 それは、がん患者さんの就労に関する課題や、働く患者さんをサポートするための情報を伝える、新しいコンテンツ「がんと共に働くために」の企画参加への打診だったのです。私が治療をしている頃は、まだまだ理解が進んでいなかった、がんと就労に着目してもらえることを、とても嬉しく感じました。

新しいコンテンツ「がんと共に働くために」

「ONO ONCOLOGY」は、がんの治療に関する情報や、患者さんの心と暮らしを支えるための情報を掲載しています。

 その中の新規コンテンツ「がんと共に働くために」の目的は、「働くことで自分自身の存在や生きがいを感じたい!」、「今まで通りに働きたい!」というがん患者さんの想いに応えること。

 なぜなら、がんになった従業員の就労を支援する体制が企業側に十分に整っておらず、勤務日数の減少で収入がダウンしたり、中には退職に追い込まれたりすることがあり、就労に悩むがん患者さんの参考になる記事を伝えることが大事だと考えるからです。

 それに、がん患者さんの治療と就労に関する相談窓口があまり知られていなかったり、経済的な問題を支えるための各種制度の把握・活用ができていなかったりすることもあり、そのような支援策のこともお伝えしたいのです。

先進的な就労支援の取り組みを紹介

「がんと共に働くために」では、現在、がん患者さんの就労支援に先進的に取り組んでいる医療施設やNPO法人などを取材した記事を公開中です。

 お話を伺った医療施設では、看護師、医療ソーシャルワーカーと、病院外のファイナンシャルプランナー、社会保険労務士が協働して、がん患者さんの就労を支援しています。病院内での相談体制を、具体的に紹介しています。

 肺がんの患者さんを治療する医師から、仕事と治療の両立についてのメッセージもあります!

 取材したあるNPO法人は、がん患者さんのお金や仕事の困りごとを、専門家が一緒になって考える活動をしています。看護師でもある理事長に、がん患者さんを支える取り組みを伺いました。

 また、データを交えた「がん患者さん・がんサバイバーの就労状況」もお伝えしています。実体験からの私のコメントも、付けさせていただきました。

「各種がんについて知る」のコンテンツでは、胃がんや肺がん、食道がんなど各種がんの特徴、検査・診断、治療方法などを、分かりやすくまとめています。

「がん患者さんの想い、気持ち、困りごと」では、がん患者さんの治療の選択や、家族への病気の伝え方などの悩みについて精神腫瘍科専門医からのアドバイスがあります。

「知っておきたい!がんの支援制度」では、高額療養費制度や傷病手当金などを、分かりやすく解説しています。

がん患者さんの仕事の悩みを支える場が広がっている

 医療が日進月歩で進む現代、がん患者さんを取り巻く状況は、刻々と変化しています。前述の「がん患者さん・がんサバイバーの就労状況」の中でもお伝えしていますが、がん治療における入院日数はどんどん減り、外来で通院治療を受ける患者さんが増えています。

 それぞれに状況は違いますが、治療しながら働くことができるようになってきました。とはいえ、仕事を続けるには会社での適切な立ち回りが必要だったり、自分自身での体調管理がより求められたりすることもあります。

 そのような中、今回取材させていただいた医療施設やNPO法人は、多職種の専門家が連携し、がん患者さん一人ひとりの希望を丁寧に聞き取って悩みを整理し、治療と仕事を両立させるための方法をともに考えるところが印象的でした。

 それに、医療従事者の方が自ら「お金や仕事のことで困っていたら、医師や看護師に話してみて」と言われたことに驚きました。私が治療を受けていた2013年には、まったく想像できないことだったからです。

 この取材を通して知ったのは、がん患者さんのお金の問題に目途が付くようになると、患者さん本人の心が安定して笑顔が増えたり、ぎこちなかった家族関係がうまくいったりするなど、お金以外のところにも良い影響が生まれることでした。

 お金や仕事の悩みは、言いにくいこともあるかもしれません。けれども、勇気を持って医療従事者や患者さんを支援している相談員に、打ち明けていただくことが大事だと感じました。

 がん患者さんの就労や経済的な悩みは、がんと診断された時から治療中、治療後にも及びます。その課題を解決するために取り組む医療従事者、NPO法人の方が少しずつ増えてきています。詳しくは、がん情報サイト「ONO ONCOLOGY」の記事をご覧ください。また、「ONO ONCOLOGY」では就労支援以外にも、患者さんの心身の悩みや暮らしをサポートするための様々な情報をお届けしています。


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