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がんに向き合う方へ、そしてこれからがんと向き合う方へ
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017岐阜」に参加して

掲載日:2017年9月20日 9時53分

がんサバイバー・クラブ ~スタッフ便り~

「今年も来たよ!」
満面の笑顔で再会を喜ぶ声があちこちで聞こえる。
9月9日、10日に岐阜大学病院のホスピタルパークで開催された「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017 岐阜」に参加してきました。
 リレーウォークの最初はサバイバー(がん告知経験者)だけが歩き、それを支える人たちが、がんに向き合う全てを拍手で称えるサバイバーズウォークから始まります。

「頑張ったね!」は魔法の言葉

 岐阜でも多くのサバイバーが笑顔で胸を張って歩く中、「ここで一緒に歩いていた仲間を思うと涙が止まらない」と大粒の涙を流しながら歩く人もいます。
 人には言えない辛い治療や悩み、苦しみ、見送った仲間へのおもい、その経験全てを包み称えてくれます。「頑張ったね!」が魔法の言葉に聞こえます。

私がリレー・フォー・ライフ(以下RFL)に出会ったのは、2005年、自身のがん治療のため入院していた病室でした。
 厳しい病状の中、長期間の休職と入院生活を送る中で生きる希望を失いかけていました。そんな時、インターネットで見かけた闘病記の中で「RFLを初めて日本で開催したい」と活動している先輩患者の姿を見つけました。

「同じように苦しんだ人たちがこんなに沢山いる。自分は一人じゃない。」

見えない力で背中を押された気がして、退院後にリハビリを行い、2006年に茨城県つくば市で開催されたプレRFLに参加しました。そこは希望に満ち溢れた場所で、「サバイバーが主役」でした。

想いを受け止めてくれる人が必ず近くにいる

私も、地元でこの温かい場所を作りたいと立ち上がり、2009年にリレー・フォー・ライフ中部大会の実行委員長として多くのみなさんと一緒に東海地区初開催を実現できたことを、感謝の想いと共に思い出します。

 がんに向き合うすべての人にとって、正しい情報と治療、心と生活を支える場所が必要だと常に感じています。がんに関する情報は満ち溢れ、間違った情報も多いのが現実です。

生きる希望を見つけ、現実に向き合うために、今年6月に発足した「がんサバイバー・クラブ」は、正しい情報を発信していきます。そして、各地域で、がん患者や家族らを支援して「がん患者を孤独にさせない」ことを目指します。がんで苦しむ人をなくすために、これからも様々な活動に挑戦し続けます。

「がんに向き合う方へ、そしてこれからがんと向き合う方へ」

あなたは一人ではありません。

その想いを受け止め寄り添い支えてくれる人が必ず近くにいます。

その想いを支えたいと思っている人たちが必ず近くにいます。

その想いを必要としている場所が必ず近くにあります。

(文:がんサバイバー・クラブ運営委員 横山光恒)

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