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5月21日 魔法はありません

掲載日:2018年5月22日 21時55分

垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 5月21日

 どうやら、お酒は少し早かったのかもしれません。
 20日の夜に尿の出がまた悪くなり、夜中にカテーテルを再装置しました。30分ぐらいで導尿を終えて抜き、体調は戻りました。ただ、しばらくお酒は我慢します。

 今日は、JR常磐線で石岡から1つ乗って羽鳥で下車。テルモの方1人、日本対がん協会茨城県支部(公益財団法人「茨城県総合健診協会」)の方4人と歩きはじめました。テルモの方はマラソンランナーで、週末につくば市で開かれたリレー・フォー・ライフにも参加したうえでのウォークです。さすがです。

 支部の4人は、おそろいの明るい緑色のTシャツを着ています。胸元には、シンボルマークのハートの聴診器。茨城県支部のキャッチフレーズは「けんこうリンク」です。健康に関する課題を通じて、健康診断を受けるみなさまと支部が「つながっている」という意味を込めているそうです。
ウォークをされない支部の方は、私の荷物を積んで車で伴走してくださいました。歩道がない危険なところもチェック済みで、そんなところでは車に乗せてくれました。

 途中、時間調整も兼ねて、筑波海軍航空隊記念館に寄りました。戦時中の司令部庁舎や号令台などがそのまま残っている旧海軍基地で、映画「永遠の0」のロケ地でもあります。戦争遺構や特攻隊関連の展示を見ていると、胸が痛みます。私は1941(昭和16)年4月生まれなので、戦争の記憶もあるのです。

 さて、茨城県立中央病院(笠間市)では、吉川裕之院長をはじめとする医師や看護師、スタッフのみなさん、10名ぐらいのサバイバーの方と、私が扇のかなめに座るような位置でお話ししました。
 病院側が患者さんたちを大切にしていること、みなさんが一生懸命なことはよく伝わってきました。惜しむらくは、医師たちも患者さんたちも、発言が控えめでした。

 私は「患者会は、小異を捨てて大同につき、勉強をされて、政策提言できるぐらいになっていただきたいと思います」と申し上げました。
 相談支援センターの女性スタッフが約10人、濃い青と濃い赤のそろいのはっぴ姿で見えていました。「お金と就労の問題にどう取り組めばいいのでしょうか」と率直に訴えられました。
 重要なテーマです。しかし、私にも名案はありません。魔法のような解決手段はないでしょう。だからこそ、「こういう問題は、みなさんが声を上げ続けることが大切です」と、いつもの信念をお伝えしました。

 泊まったホテルは、森を思わせる緑に囲まれています。すぐ近くのカフェに夕食を取りに出かけると、ホトトギスが鳴いていました。幼鳥なのでしょう、鳴き方があまり上手ではありません。そこがまたいいですね。
 カフェでは、ポークカツ、サラダ、オニオンスープ、ライス、杏仁豆腐、コーヒー。健康的です!

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