命のリレーに参加してみませんか?
掲載日:2018年6月15日 15時43分
2018年度のリレー・フォー・ライフ開催情報
リレー・フォー・ライフって聞いたことがありますか?
参加されたことはありますか?
リレー・フォー・ライフは、がんと告知された人(サバイバー)たち、そして、それを支える人たちが地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指して1年を通じて取り組むチャリティ活動です。
イベント会場には、告知されたばかりの方から、告知から20年を超える人まで、多くの人が集います。自分と同じがんの先輩に会えると未来への希望を感じます。
また、自分の経験が誰かの役にたったと感じると、自信につながります。
会場には、サバイバーを支える人たち(ケアギバー)も集まります。
ウォークコースがあり、参加者はチームや個人で歩きます。ウォークは夜通し続けられ体調に応じて休憩をとるなど、無理のない範囲で参加できます。
リレー・フォー・ライフには『生きていることを祝福し(祝う Celebrate)』『旅立った愛する人たちをしのび(しのぶ Remember)』『がんに負けない社会を作る(立ち向かう Fight Back)』の3つの大きなテーマがあります。
この3つを包み込む使命は“Save Lives”。直訳すると「命を救う」ですが、単に医療による救命を指すのではありません。
医療に従事していなくても、リレー・フォー・ライフに参加し寄付金を募ることで医療の進歩に貢献し、間接的に人の命を救うことができます。 そして、生きる希望を失った人の支えになることもまた、命を救うことです。リレー・フォー・ライフにおける“Save Lives”のもうひとつの意味、それは「人の魂を救う」ことなのです。
リレー・フォー・ライフは、現在、世界約30ヵ国、約6,000ヵ所で開催され、年間寄付は470億円にのぼります。
2018年度、
日本では全国48ヵ所(6/13現在)の開催を予定しています。お預かりした寄付で新薬や治療法の開発を目指して、本年度の研究助成制度「
プロジェクト未来」の公募が始まっています。
2015年度に「
プロジェクト未来」で採択され助成を受けた
名古屋大学の奥野友介先生の研究成果の中では「助成金はかけがえのないものだった」とメッセージを頂いています。
まだ、リレー・フォー・ライフを知らない方は、ぜひ、お近くの会場を覗いてみてください。
準備は何もいりません。
きっと新しい出会いがあるはずです。